温泉の禁忌症・注意点

昔から日本では病気やケガを治療するために温泉を、利用されてきましたが、入浴してもよい病気や症状と、逆にいけない病気や症状があります。
自分の病気や症状が温泉療養に適しているかどうかをあらかじめ認識しておく必要があります。
また特に病気ではなくとも、入浴してはいけない場合もあります。
ここでは温泉入浴時の注意事項と禁忌症について説明します。

禁忌症

温泉療養をしてはいけない病気や症状のことを「禁忌症」といいます。
正しく入浴すれば健康促進、リラックスなどになる温泉も、病気や症状により逆効果となってしまう
場合があるので注意が必要です。
「塩化物泉」「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」では、腎臓病、高血圧症その他一般的にむくみのあるもの、甲状腺機能亢進症のときは
ヨウ素を含有する温泉は禁忌とされています。
また「硫黄泉 酸性泉」では、皮膚、粘膜の過敏な人、とくに光線過敏症の人(硫化水素型)、高齢者や乾燥肌の人などは注意が必要です。

湯あたり

湯治2〜3日目(または1週間程度)にあらわれやすく、だるい、頭が重い、寒気、めまい等の症状が「湯あたり」です。
「湯あたり」の特徴は一時的で、このような症状は入浴を休むか、入浴回数を減らすと2、3日で軽くなり、
忘れたように治まることが普通です。
硫黄泉、放射能泉、酸性泉などが比較的湯あたりを起こしやすいとされます。
ビタミンCの多い野菜や果物は湯あたりの予防になります。

その他注意事項

@激しいスポーツの前後は最低30分空けて入浴してください。
スポーツの後は筋肉の血流が増加しますが、入浴すると筋肉に十分な量の血液が回らなくなってしまいます。
Aお酒と入浴は心拍数を増加させます。
そのため心臓発作をおこすこともあるので、飲んだら入浴禁止です。
B熱があるときの入浴は避けて下さい。