日本の秘湯

日本には2000を超える温泉があります。
山の中にひっそりと佇む歴史の永い秘湯は魅力的です。
ここでは北は北海道の温泉から南は九州の温泉まで、全国各地域の秘湯をピックアップしました。

北海道・東北地区

北海道にある九駒温泉は大正4年に、開湯された歴史のある温泉地です。
源泉は54〜56度と熱く、100%源泉です。
旅の疲れを癒してくれるほどの美しい景色です。
宮城県の峩々温泉は、蔵王連峰中腹の濁川の渓谷沿い標高850メートルに位置する温泉地です。
嘉永年間に、猟師が手負いの鹿が湯浴みするのを発見し、「鹿の湯」と呼ばれています。
湯冶場としての歴史が永く、胃腸の名湯として知られています。

関東・甲信越地区

栃木県にある大丸温泉は、標高1300メートルの高原にあり、自然環境に恵まれています。
群馬県にある法師温泉は、弘法大師によって発見されたと伝えられる歴史の永い温泉地です。
群馬県の尻焼温泉は、嘉永7年の入山古図に温泉地として記されている歴史のある温泉地で、川そのものが温泉になっています。
茨城県の湯の澤は久慈川岬に位置する温泉地で天保年間に湧き出し、「医者いらず」の名湯としても有名です。
山梨県にある奈良田温泉は、真水が塩水に変わり、温泉が湧いたと伝えられ、「七不思議の湯」と呼ばれています。

東海・北陸地区

岐阜県にある福地は、高原川岸に位置する温泉地です。
奥飛騨温泉郷のひとつで、平家落人の伝説が残されています。
岐阜県にある白川郷平瀬は、合掌づくりの集落で有名な、白川郷の平瀬地区に位置する温泉地です。
国民保養温泉地です。
富山県にある室堂平は、標高2400メートル、地獄谷を見下ろせる日本で一番高所の温泉地です。

近畿・中国・四国・九州・沖縄地区

和歌山県にある湯峰温泉は1800年前に発見され、熊野詣の湯垢離場として栄えてきた歴史の永い温泉地です。
1日に7度も色が変わるという「つぼ湯」があります。
国民保養温泉地に指定されています。
島根県にある海潮は出雲大社の東、大蛇(おろち)退治伝説の残る斐伊川支流に位置する温泉地です。
1200年の歴史を持つ古湯です。
鹿児島県にある吹上は、伊作川沿いに位置する温泉地で、西郷隆盛も湯冶に訪れた歴史の古い温泉です。