日本列島には3000を超える温泉地があるといわれています。
中には冷たい温泉もあります。
色に関しても、普通のお湯と変わらない透明や、乳白色、褐色と様々です。
ここでは、温泉水に含まれている成分と含有量などによる違いと効能の一部を紹介します。
無色透明、ほとんど無味無臭で、含有成分のそれぞれの濃度が低く、一見普通の湯と変わりません。
刺激が弱く、肌に優しく、「名湯」と呼ばれるものも多数あります。
Ph値によってアルカリ性単純温泉、弱アルカリ性単純温泉などと分類されることもあります。
神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、打撲、慢性消化器病、冷え性、病後回復、疲労回復、健康促進などに効果的です。
別名ラジウム泉と呼ばれているもので、冷泉が多く、ほとんど無色透明です。
血圧降下、循環器の障害改善に効果がみられます。
微量の放射能が含まれていますが、気体で湧き出したあとは空気中に散ってしまうので心配はありません。
高尿酸血症、痛風、尿路慢性炎症、糖尿病に効果があり、下垂体副腎系、卵巣、睾丸の機能を高める作用もあります。
炭酸水素塩泉は、旧分類では「重炭酸土類泉」と「重曹泉」に分かれていました。
「重炭酸土類泉」は、カルシウム及びマグネシウムイオンには鎮静効果があります。
飲用することにより利尿作用とともに、尿酸の排泄作用も活発化し、痛風、尿路結石、膀胱炎等に効果があります。
「重曹泉」は、浴用においては皮膚の表面を軟化させる作用があり、皮膚病や火傷、切り傷によいと言われます。
また、皮膚を滑らかにするため、「美人の湯」とも言われます。
飲用することにより、「胃酸薬」のように胃酸を中和します。
卵の腐ったような匂いがする硫化水素ガスに触れた鉄・銅・錫等の金属は、酸化して黒くなるので装飾品は外して入浴したほうが無難です。
このガスは痰を出やすくするので慢性気管支拡張症等に、また、炭酸ガスと同様に末梢毛細血管を拡張させるため、
動脈硬化症やしもやけ、頸肩腕症候群等にも良いです。
また、 硫黄泉は、解毒作用があるため、金属中毒や薬物中毒にも利用され、慢性皮膚病、慢性関節疾患、
慢性関節リューマチ等にも良いとされます。